次の計算をしましょう。
今回も、前回と同様に計算の法則を使えば簡単に
解くことが出来る問題です。
解答
今回は、交換法則を復習しよう!
前回は結合法則を使って問題を簡単に解く方法を見ました。
今回はそれにならって、交換法則を使って問題を簡単に解く
方法を見てみましょう。
まずは、交換法則についての復習です。
交換法則(かけ算)
ある数a、bにおいて
a×b=b×a
が成り立つ。
今回も、この式を噛み砕いて説明すると、
「2つの数をかけるときは、そのかけ算の順序を逆にしても同じ計算結果となる」
という感じになります。
たとえば、九九を少し思い出すと、7×9も9×7も
同じく63という答えになりますよね。
この交換法則はそのようなことを言っているのです。
交換法則を実際に使ってみよう!
それでは、この問題においてどうやって交換法則を使うかを見てみましょう。
まず、今回は「125×7777×8」という3つの数字の
かけ算なので、一見交換法則を使えそうにありません。
ですが、この計算の一部の「125×7777」という部分にだけ
注目すると、これは2つの数字のかけ算なので、この部分には
交換法則が使えるのです。
意味はないかもしれませんが、交換法則を使ってみましょう。
125×7777×8=7777×125×8
このようになりました。
実は、この計算はとても簡単!
何となく交換法則を使って7777×125×8というように式を
変形してみましたが、実はこれ、すごく簡単に計算が済みます。
そのためには、前回の結合法則を思い出す必要があります。
不安な人は、前回の結合法則のかけ算バージョンを見ておいてくださいね!
それでは、どう簡単に済むのかを実際に見てみましょう!
まず、
7777×125×8を見たときに、「7777×125」を先に計算しては
もったいありません。ここは、結合法則を使って、< /b>
7777×125×8=7777×(125×8)
というように見て、まずは「125×8」を計算することにしましょう。
計算すると、
125×8=1000
ということに気付いたでしょうか?
もう答えは目前!
7777×125×8=7777×1000まで式を計算出来たら、あとは簡単ですね。
7777に0を3つつければ終了です。
7777×1000=7777000
普段からこのように工夫して計算する人は確かにそう少なくは
ありませんが、その計算の工夫を保証してくれているのは
結合法則であり、交換法則であるのです。
この点は大変見落としがちになるところなので、もう一度
確認してみてください!
もう一つおまけとして、交換法則のたし算バージョンも紹介しておきます。
交換法則(たし算)
ある数a、bにおいて
a+b=b+a
が成り立つ。
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