2015年は就職活動の時期が大きく変わり、学生さんも、人事部も「従来通り」ができずに大変な年でした。
従来のスケジュールが参考にならない中で複数の民間企業に合格したうえで、中央省庁に内定が決まったO君の体験談を頂きましたので、ご紹介します。
就職活動スケジュール
[インターンシップ]
2014年6月:サマーインターンシップ受付開始 インターンシップ用のESを15社ほど書く
-早いうちにESをなるべく多く書いた方が良い)
7月:サマーインターンシップ面接開始 面接慣れの為に多めのインターンに申し込む(面接は10社参加)
8~9月:サマーインターンシップ参加
-15社のうち日程調整を行って6社のインターンに参加(インターンに参加することで本選考も有利に)
[選考開始 (2015年は3月解禁8月面接開始)]
10月:外資系企業本選考 外資系企業の選考を受ける(外資系企業はテストのボーダーも高いので良い練習に)
11月~15年2月:ウィンターインターンシップ参加 冬のインターン3社参加
3月:説明会とエントリー解禁 多数のインターンシップに参加したため業界を絞り込んでいたため数社のみ参加。テストはこの時期から開始
→つまり、3月までには就職活動用のテストセンター等試験対策はあらかた終えておきたい
4月:民間企業のリクルーター面談 8月から面接開始だが、形式上なもののみで民間企業は青田買いをする(早いところでは4月中に内々定を内示するところもあり)
5月~7月:民間企業面接 ほとんどの企業が8月の面接前に説明会や面談という名の面接が行われる
8月:最終面接 8/1日か第1週目で最終面接が行われる。
試験対策
民間企業を数社受けたうえでの経験談になりますが、自分が受けるテストの種類をなるべく早めに知り、その対策をとると良いでしょう。
本番は時間との戦いになるので、日ごろから時間を測って問題を解くことと問題の難易度の判別がしっかりと、できるようにして難しい問題を捨てる、いわゆる捨て問の判別ができるようにしておくと良いでしょう。
対策本を買ってゆっくりだったら解ける、解説を見ればわかる、という場合は基礎が抜けているため、解説を見なければ解けないということがありますので、対策本の前に計算練習やもう少し簡単な問題を解いて、問題になれるようにする必要があります。
文系の方など数学が苦手な人は自分の得意分野と苦手な分野をはっきりとさせておいて得点源とする部分と捨てる部分をあらかじめ作っておきましょう。試験対策を始めるのは早ければ早いほど良いですが、1か月ほどじっくり勉強できる期間を取っておくと良いでしょう。3月には時間がとりにくくなるので、2月までにある程度勉強を終わらせておくと良いと思います。
面接対策
私は、もともと面接が苦手でしたが2014年の7月から合計60回ほど面接を重ねてきたので途中から何を聞かれても動じませんでした。自分の興味ある業界だけではなくいろいろな業界の選考を受けることで自分の興味が変わっていくこともあります。
また、面接で失敗するたびにESの内容も変えていくことで完成度を高めていきました。
これも一つの例なので真似した方がいいと進めることはしませんが、「習うより慣れよ」という諺通りテストも面接も何回も繰り返し行うことで良い結果に結びつくと思います。
2015年の1月から3月にかけてOB訪問をして自分の顔を売ることをしましたが、それは成功でした。OB訪問の相手側が面接官だったことが多くあってその面接は全て合格しました。
このように就職活動を振り返ってみると、いかに早く行動し、多く経験を積むことが大切だと思います。
就職活動をスムーズに行うためには、とにかく準備と慣れが必要です。
大人塾では数学・非言語分野で足切りにならないサポートをいたします。
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