数学に慣れていない方は問題を解くスピードも遅いため
全問解くことを目標とせず、解ける問題を解いていくことに力を入れていきます。
難しい問題、特殊な問題を解くこと・理解することに時間をとられてしまうと、
解くスピードが重要である各種試験では1問も解けないという悲惨な状況になることがあります。
自分の苦手な分野を捨てて、いかに解ける問題を確実に解くか、
試験まで期間が短い方には戦略的な試験対策が必要とされています。
今回は分数、割合、方程式、文章題が苦手な方を対象に、少しでも点数をとれるコツについて解説していきます。
SPI-U(ペーパー)の試験が近い方
SPI-Uは出題範囲が広いため、数学が苦手な方は
「解きかたが解れば解ける」「よく出る」問題から学習します。
(漸化式、モノの流れ、座標、推論等)
次に、公式を覚えれば解答できる「1問目」を解けるように学習します。
SPI-G(ペーパー)の試験が近い方
SPI-Gは決して難しい試験ではありませんので
立式の練習をしっかりしていく必要があります。
式がたてられるようになれば、
あとはSPI-G特有の問題(順位の推論など)をしっかり学べば間に合います。
GAB
GABの試験には逃げ道がないため、まず割合、前年比を習得してから
ひたすら訓練を積んでいくしかありません。
焦りすぎず、修行を積んでいきましょう。
テストセンター
テストセンターは短期間の対策がとても難しいテストです。
なぜならば、人によって出る範囲が違い、
最初の問題をいくつか間違えるとまた出題範囲が変わると言われているからです。
そのため対策がとても立てづらく、苦手な方は方程式・立式をしっかり学習してから
場合の数、確率、推論を習得していくと良いでしょう。
欲張ると1問も解けないという状況が発生しますので、効率よく勉強していきましょう。
ウェブテスト(ウェブテスティング)
ウェブテストは範囲が広く、電卓を使っていいとはいえ、制限時間もあるため
解き方を瞬時に判断できる必要があります。
時間がない場合には方程式、整数の推測、推論を重点的に勉強し
上記の問題を1分以内で解けるようにしましょう。
欲張ると1問も解けないという状況が発生します。
数学が苦手でもとける問題のパターンをしっかり習得していくことが重要です。
試験までの期間が短い人がやってはいけないこと
最もやってはいけないことは、
試験までの期間が短いのに、難しい問題に挑戦しようとすることです。
参考書によってはとても難しすぎる、ひねりすぎる問題を掲載しているものもあります。
できない問題よりも、できる問題を大量に早くこなせるように学習していき
基礎力がついたら難しい問題ができるようになればいいと思います。
基礎力がない状態で難しい問題を解こうとすると
時間ばかり経ってしまい、試験までの時間を有効に使うことができなくなります。
今すぐ点数に結び付けられる問題を重点的に解く
を意識し
捨てる問題は捨てると決める!
覚悟をもって勉強に臨んでください。