2019年新卒の就職活動における各種試験の最新情報をお届けします☆

就活学生が受ける主な試験

SPIテストセンター(リクルート社)

会場のパソコンで受ける試験です。近年で主流のテストです。
回答に時間制限(1.5分)があり、数学に不慣れな学生は0点を取ってしまいます。

問題例

PQRSTUの男女が3人ずついる。6人の性別について以下のことが分かっている。
(1)PとQは異性である
(2)RとSは同性である
(問)Uと必ず同性であると考えられる人を全て選べ

WEBテスティング(リクルート社)

自宅のパソコンで受ける試験です。回答に時間制限(20分)があり、数学に不慣れな学生は0点を取ってしまいます。難易度が高く、電卓を利用できます。代理受験が容易なために回答の信頼性が低く、2次試験を課す企業があります。

問題例

家から、会社まで60km離れている。初めは平均速度30km/時で自転車で向かい、その後、バスに乗り換えたら会社まで1時間12分かかった。バスの平均速度は60km/時だった。自転車に乗っていた距離は何kmですか。

SPI3-U(リクルート社)

1次試験でWEBテスティングを課す企業が、2次試験で課す場合があるペーパーテストです。しかし、近年では利用が低くなっています。
SPI3-Uの特徴的な問題は、物流経路、2次関数、領域、比率の推論です。
優先的に対策を取る必要はありません。

構造理解(リクルート社)

文章の構造を把握し、回答するタイプの試験です。会場のパソコンで受験します。
近年、本テストを課す企業が増えています。

GAB(SHL社)

会場のペーパーテストで受ける試験です。
出題範囲が非常に狭いため、時間内にどれだけ解けるか、処理する速さが求められます。
GABの特徴的な問題は図表の読み取り、割合、前年比等です。

玉手箱(SHL社)

コンサル・金融系の企業が課すことが多いパソコンで受ける試験です。自宅で受ける「玉手箱」とテストセンターで受ける「C-GAB」を総称して「玉手箱」と呼びます。出題される問題や出題形式は同じです。
出題範囲はGABと非常によく似ていますが、問題数に対して回答時間がGABよりも短いため、より一層の処理する速さが必要です。

CAB(SHL社)

プログラマー職の採用試験で課され、GABと同様にパソコンとペーパーテストの2つの受験方法がありますが、パソコンとペーパーテストの主題範囲は同じで、試験時間のみ異なります。
数学というよりも論理パズルに近い設問が多く、CAB専用の対策が必要です。

その他

・TG-WEB・・・採用企業は少ないですが、一番対策の難しい試験です。立体の展開図や暗号等の問題が出題されます。
・クレペリン・・・数学のテストではなく、性格を読み取るテストです。
・SCOA・・・数列や方程式、サイコロの問題(論理)が出ます。ただし、新卒試験での採用企業は少ないです。
・3E・・・エンジャパンのテストです。中小企業で利用されることがあります。
・CUBIC・・・採用企業は非常に少ない試験です。SCOAと出題範囲はよく似ております。

その対策、古くなっていませんか?

大学の学生さん向けの講座は、昔のSPI対策をしていることが多く、実際に選考試験に入るとその勉強がほとんど無駄になります。
色々な大学の講座の情報を見ていると、古い情報に基づいた講義を展開しているところが多々見られます。たとえば近年、記数法、濃度の問題、植木算は、最近はまったく出題されていません。

試験形式に合わせて、正しい対策を

学生さんが自ら志望する企業に合わせて、細かく対策を練ることも重要です。
たとえば推論は、同じ単元でも出題方法は試験によって大きく変わりますので、的確な対応が必要となります。ほかにも、平面・立体図形は出題される試験が限られているなど、ムダな学習を避けることも肝心です。

数学が苦手な方は、広く浅くではなくて、狭く深く

いろいろな試験に対してすべての範囲を広く浅く学習していく勉強法は、数学が苦手な方には、残念ながら向いていません。範囲を広くカバーするのではなく、0点を取らないように、基礎&重要な部分を徹底的に学習することが、試験突破につながります。

効率の良い選考試験対策は大人塾

大人塾では、効率の良い試験対策を行っています。
高得点を狙いたい方も、数学が苦手で選考試験を通る点数を取れればいい方も、ぜひ一度カウンセリングにお越しください。
高得点を狙う方と数学が苦手な方の勉強方法は異なります。カウンセリングで簡単な問題を解いていただき、その結果からお1人お1人にあった勉強方法をご提案します。

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