TG-WEBの概要

 ヒューマネージ社提供のテストで、自分のパソコンを用いてウェブ上で受けるタイプとヒューマネージテストセンターと呼ばれる会場で受験するタイプの2つが存在します。
 さらに、ウェブで受けるTG-WEBには「従来型」と呼ばれるタイプと「新型」と呼ばれるタイプがあり、この3つではテストの時間や問題数が異なるので注意が必要です。
「従来型」か「新型」かの確認は、ログイン後の画面で試験時間を見て確認しましょう。
2019年3月の段階では「従来型」を使用している企業が多数派です。

TG-WEB テスト内容について

ウェブ従来型「言語:12問/12分」「非言語:9問/18分」
 従来型のテストはSPIやGABなどのテストと比較すると「(試験時間が)短い」「(問題数が)少ない」「(問題が)難しい」という特徴があります。
 言語は12問全てが長文読解のため、1問1分で素早く解き進めていく必要があります。
 非言語は9問で、図形に関する問題と推論に関する問題を中心に、暗号や数列など応用力が必要とされる問題も出題されます。

ウェブ新型「言語:34問/7分」「非言語:36問/8分」
 新型のテストは従来型と比べて時間が短くなっているにも関わらず問題数が数倍になっていますが、テスト内容は熟語に関する問題や四則の逆算問題が多く簡単になっています。しかし、非言語の後半になると図表の読み取りなど少し時間のかかる問題が増加します。これらの問題を素早く解くためには事前の対策が重要になってきます。

テストセンター「言語:30問/15分」「非言語:40問/7分+13問/8分」
 テストセンターで受ける試験内容は上記の「従来型」「新型」2つの試験が合わさったものだと考えましょう。しかし難易度はこの2つよりも高く、特に非言語分野は非常に難しいと言われています。また、他の試験と違い前の問題に戻れることが特徴です。
 言語は15問全てが長文読解です。1問あたりの時間は「従来型」より長くなっています。
 非言語は2部構成になっており、第1部が「新型」と同じく計算がメインで後半に短い文章問題が出題される問題構成です。ただし時間設定は1問10秒前後と非常に厳しくなっています。第2部では「従来型」と同じく推論を中心に難易度の高い文章問題が出題されます。こちらも全部解くためには1問30秒~40秒で解く必要があります。  

TG-WEB 非言語分野の対策方法

TG-WEB非言語分野の対策は主に以下の2つです

① 難易度の高い推論や図形に関する問題演習を多くこなし、応用力をつける(従来型の対策)
② ドリル等を用いて計算を反復して練習し、四則の逆算や図表の問題で1問あたりにかかる時間を短縮する(新型の対策)

 しかし、①のような学習方法で応用力をつけるには、当然基礎をしっかり身につけている必要があります。これはSPIで出題される範囲の対策をすべて終了し、完璧にした状態だと考えて差し支えありません。
 また、②のように計算スピードを向上させることは問題数の多いテストでは非常に効果的な一方で、長期間の練習が必要となります。しかし、このやり方はC-GABや玉手箱を受験する際の対策方法に酷似しています。そのため、C-GABで高得点を狙う学習をした人にとっては既に取り組んできた学習となります。
 このようにTG-WEBの試験に合格するための学習ではSPIやC-GABの対策を事前にしていることが非常に重要になってきます。もともと難易度が高い試験であることから考えても、SPIやC-GABの対策を終えた上で、志望度の高い企業がTG-WEBを実施している場合にのみ対策することが望ましいでしょう。

大人塾のTG-WEB対策講座

大人塾ではTG-WEB対策講座を行っております。
SPIテストセンターレベル4及びC-GAB対策が完了している方が受講できます。
どうぞお気軽にお問い合わせください。