公務員試験では、適性検査としてSPI-UまたはSPI-Gを受けることがあります。この二つのテストの違いと効果的な対策方法について解説します。
テストの点数によって面接の順番などが決まることがあり、総合的に点数と面接の結果で合否が決まるため、高得点を狙うことが重要です。
SPI-UとSPI-Gの大きな違い
難易度の違い
SPI-Uはもともと新卒採用に利用されているテストであり、難易度が高めです。一方、SPI-Gは問題数が多いものの、難易度は比較的低いです。
SPI-Uの概要
- 時間: 30問40分
- 出題範囲: 集合、推論、割合、モノの流れ、漸化式、ブラックボックス、一次関数・二次関数、領域、樹形図、損益、速度、図表の読み方入門、順列・組合せ、確率、分割、漸化式応用、フローチャート、グラフの読み方、クロス集計表
SPI-Gの概要
- 時間: 40問40分
- 出題範囲: 集合、平均、推論、並び順、割合、分割、損益、速度、縮尺、方角
WEBタイプSPI適性検査との違いに注意
WEBで受検する試験は、同じSPI-UやSPI-Gという名前がついていても出題範囲が全く異なります。WEBで受検するものは「ウェブテスティング」といいます。
WEBテスティングは自宅で受けられるタイプで、電卓を利用できます。替え玉受験が問題になったことがあり、公平性を期す公務員試験ではウェブテスティングが利用されることはないでしょう。
実際に多くの方が試験対策を間違えることがありますので、十分ご注意ください。
SCOAとの違いに注意
公務員試験で利用される適性検査には、SPIでなく、SCOAというテストもあります。
SCOAとSPIは出題範囲が完全に異なるので、どちらを受検するか、しっかりと把握しましょう。
効率的な試験対策方法
受ける試験が決まったら、その試験に合った正しい対策を行うことが重要です。例えば、SPI-Uを受検するのに間違った問題集を使って勉強するのは時間の無駄になります。
総合的なSPI対策の本は総花的なため、出題範囲外の問題が掲載されていることがあります。
下記の記事もご参考にいただき、正しい対策を取りましょう。
- SPI-Uの対策方法: 高難易度の問題に慣れるための専用問題集を利用しましょう。
→ SPI-Uペーパーの対策方法についての詳細はこちらから - SPI-Gの対策方法: 問題数に慣れることが重要です。問題集を繰り返し解いてスピードと正確さを高めましょう。
→SPI-Gペーパーの対策方法についての詳細はこちらから
大人塾のサポート
大人塾では、SPI-UとSPI-Gそれぞれに特化した通学またはEラーニングコースを用意しています。これにより、効率的に対策を進めることができます。お近くにお住まいの方は、一度カウンセリングにお越しください。カウンセリングは無料です。無理な勧誘などは一切ありません。実際に問題を解いていただいて、どのように学習を進めるかのアドバイスをいたします。
遠方にお住まいの方は、Eラーニングをご利用ください。カウンセリングが必要な方はこちらからご受検ください(ただし、簡易なものになりますので、通学圏内にお住まいの方は、初回だけカウンセリングにお越しになることをお薦めします。)
※Zoomなどでの対応はしておりません。メールのみです。ご了承ください。