大人塾では、さまざまな種類の適性検査・試験対策講座をご提供しています。
対策講座の内容についてのご注意
弊社が提供している対策講座の対象となる各検査は、検査を提供している企業の登録商標または商標です。
大人塾のウェブサイト内では、商標マーク(TM)、およびRマークは明記しておりません。
大人塾が提供しているコンテンツは、各検査の「公式」な対策講座ではありません。
各検査は、公式の対策方法やサンプル問題等を提供、公開していません。弊社のコンテンツ、あるいは弊社以外の提供に拠るものでも、検査機関から公式に認定された参考書等は存在しません。(弊社調べ)
大人塾では、常に最新の適性検査の情報を独自に収集し、講座を改善しています。
無駄なく、確実に実力が付くようにコースを設計しています。
大人塾の適性検査に対する考え方について
各社が提供している適性検査は、それぞれ測定の目的が異なります。
しかし、大きな共通点として、学生や社員の計算力や数学力そのものを測るというよりも、より実務に即した能力(思考力や判断力など)を測るという目的があります(すべてがそうとは言い切れませんが)。
対策ができてしまうなら、実力を測れないのでは?
というご質問をいただいたこともあります。もっともな質問です。
テストの出題傾向は検査ごとに異なりますが、ある程度は決まっています。
そのため、対策は「できます」というのが本当のところです。多くの適性検査に、それぞれ対策本が出ていますね。
そして、受験した方からはたくさんの情報をいただけます。
しかしながら、対策によって「実力が測れない」ということもありません。多くの適性検査は、小手先の対策では得点に至らないからです。どの検査も、短時間に、たくさん問題を解かねばならず、浅い理解やにわか仕込みの対策では太刀打ちできません。
大人塾の目指す対策は「少しでも本当の実力を伸ばす」ことです。
試験対策が無駄ではなく、受検者の実力を示す理由
試験対策には、理解力と計画力が必要になります。適切な対策を進めて高得点に結べる、ということは計画力、計画の推進力、集中力、諦めない力がある証左といえます。
また、対策=学習により、実務に必要な能力の基礎は各段にあがります。
対策をするためには、自分の実力を認識する必要があります。これはメタ認知といい、何かを推進する時にも必要な力です。自分の実力を誤ると、対策が試験日までに間に合わなかったり、反対に、対策に飽きてしまったりします。
大人塾でも実際に
試験対策でしぶしぶ通い始めたが、数字がわかるようになって、仕事がとても楽になった
とおっしゃる受講生は多いです。
試験がきっかけで勉強をはじめたことが、最終的に会社での業務効率をあげ、生産性を向上させることにつながるのは、とても良いことだと私たちは考えます。
試験対策を始める前は、割合の意味がわからない社会人も少なくありません。
いままで数字への弱さを、どうにかごまかしていた部分を、試験を受験することにより向き合い直し、わかるようになることもあります。
対策は一概に悪いことではなく、学習機会だと捉えられます。このような視点からは、適性検査がより適切に、広まってほしいと私たちは考えています。
適性検査の合格を、内定や昇格の要因にできるなら、対策をしないこと自体を計画力や予期力、遂行能力の低さと見なすこともできます。
多くの適性検査は、基礎レベルのテストとはいえ、テストですばやく電卓を使いこなしたり、普段はExcelなどコンピューターに任せていた数式をすぐに作れるようになったりするには、多少なりとも時間がかかるものです。対策なしで臨むことがやや理不尽といえるケースもあるでしょう。
あるいは、数学が苦手なままで、対策という努力をする機会も持たず、結果としてキャリアアップの機会が奪われてしまうのでは、受検者も納得もしづらいでしょう。適性検査の対策ができること、そのような機会が提供されることは、悪いことではなく、推奨されてもいいことだと考えます。
でも、対策なしの実際の実力が見たい
対策なしの、真の実力を測りたい
社内でそのような目的では、昇格試験に用いる足きりの検査ではなく、レベル確認テストを実施することをおすすめします。このテストの内容は、昇格用の適性検査などの「足きり」に使うテストとは、出題内容が異なります。
また、この場合も、ある段階においては、求められるレベルに応じた適切な研修がセットで提供されるべきです。検査で社員のレベルを把握するにしても、テスト後の先の筋道を提示できなければ、良い現状把握としてのテストとはいえないからです。
たとえば、弊社のパソコン研修では、Excel研修の前にExcelと数学レベル確認テストを課し、結果次第では、Excel研修前に基本的な数学の学習からスタートしていただくことがあります。
弊社が直近で実施している小林製薬様向けのパソコンスキルアップ研修では、研修前のエクセルおよび数学のレベルチェックを実施しました。
現状のエクセルのスキルレベルを把握し、どこから学習をするべきか把握するため、さらに、必要最低限の数学力が、Excelをはじめとしたパソコン業務の効率に影響があることを確認、意識いただくためです。優劣をつけるのではなく、現状を知り、改善策を提供するまでをセットにすることが、対策を前提としないレベル検査の肝心な点です。
このテストにおける点数の良し悪しは、昇格や評価などに直接的に影響するわけではありません。あくまで受講者様のリスキルを前提にした準備段階です。これを前提に、受講者ごとに適切に理解を進められる学習コースを提供しております。
→数学レベルチェックにご興味のある方はこちらをご覧ください。
適性検査、あるいはその対策はリスキリングに繋がる
もちろん、適性検査対策をまったく必要としない方もいらっしゃいます。普段から数字に接している、もともと数学が得意である、などの方は対策がほぼ不要の場合があります。
対策が必要となる方は、数学に対して苦手意識が強い場合です。たとえば、早めに文系を選択された方などは、検査において不利になりやすい傾向がみられます。大切なことは、こういった方たちから、適性検査とその対策を通じて、苦手だった数学を好きになれた、克服できたという方を生むことです。
検査対策によって自発的に引き起こされる基礎数学力の向上、ひいてはリスキリングへの筋道を定められる適性検査の実施は、とてもいいアイデアです。
適性検査は、学び直しのきっかけとしても最適といえます。成長する企業に変革したいのであれば、個々人のマインドから変える適性検査は、とても良い選択です。
大人塾は「善なる」対策講座を提供します
大人塾で提供しているのは、ただの適性検査対策ではありません。適性検査の終了後も、実務に役立つ数字その他のスキルの定着を目標としています。
基本的には適性検査は、表向きは「対策なしで実施し、現在のレベルを把握することがよい」といえるかもしれません。そのうえで、大人塾は、適性検査の受検をきっかけに、受講者様と検査を実施する企業様との関係がよりよいものとなるように応援しています。