最近、管理職試験や就職活動で「情報分析基礎力BEL」試験について聞くようになりました。
試験の概要をご紹介します。
※情報分析基礎力BELはNOMA総研の登録商標です
情報分析基礎力BELってどのような試験?
問題解決において重要なプロセスである情報収集および情報整理、現状分析ができているかを測る検査です。
検査は2種類あり、情報の論理構成を把握する力(論証リテラシー)と、数値情報を適切に読み解く力(データリテラシー)の内容が出題されます。
論証リテラシー
文章の論理構成を把握する力を測ります。
複数の短文を読み、それぞれの内容に基づいて、根拠と主張の論理関係を繋げます。
データリテラシー
データを読み解き、解釈し、正しい結論を導く力を測ります。
計算力は必要ないとされていますが、細かい計算から答えを求めることがないだけで、問題から瞬時に数字を算出してデータを把握する力が必要です。
検査概要
「特定の日時や場所を問わずインターネットから受検する「Web方式」、指定された会場にて受検する「テストセンター方式」のどちらかで受検することになります。
検査時間は、論証リテラシーが12問で18分、データリテラシーが12問で24分です。
説明などを含めて全部で50分程度の問題になります。
また、問題は1問ごとの回答時間に制限があります。1問あたりに利用できる時間はそれぞれ、90秒、120秒です。
スコアの目安は?
企業によりますが、出題の半分以上は解けた、くらいの手ごたえを感じられるレベルにしておくとよいでしょう。
高得点を取るための勉強方法・対策
論証リテラシー
問題の形式に他の例がなく、基本的な論証力が問われるので、短期間での対策方法はほぼありません。
普段から、根拠を意識して文章を読むようにしましょう。
データリテラシー
データを見て正しい結論を選択する内容です。
平均、割合、表の読み方、基本的な確率の考え方、推論などを解けるようにしておきましょう。
類似の検査であれば、玉手箱の表の内容や、SPIの推論、割合、平均などの内容を学習すると得点に結びつくでしょう。
大人塾では、受験者からの情報に基づき、対策講座を用意いたしました。
論証リテラシーとデータリテラシーを効率よく、しっかりと学ぶことができます。