Web-GAB、玉手箱、C-GAB とは
SHL社が提供する適性検査です。
内容はSPIとは大きく異なります。就職、転職にはどちらの適性検査が利用されるかわからないため、本命が決まっていない場合や受ける企業の検査の内容が分からない場合にはどちらも対策をしておきましょう。
Web-GAB、玉手箱、C-GABはどのようなテスト?
玉手箱とC-GABの違いは受験場所と電卓を利用してよいかであり、試験内容はほとんど変わりません。
受検場所 | 電卓 | 計数出題範囲 | |
C-GAB | 指定の会場 | 不可 | ①図表読取 ②四則逆算 ③空欄補充 のいずれか |
Web-GAB | 自宅または会社 | 利用可 | 図表の読み取り |
玉手箱 | 自宅または会社 | 利用可 | ①図表読取 ②四則逆算 ③空欄補充 のいずれか |
C-GAB,玉手箱、Web-GAB対策方法
出題内容、時間、問題数、難易度は?
図表から数値を読み取って計算する「図表の読み取り」形式と、表中の空欄に入る値を推測する「空欄補充」形式、四則演算のみの「四則逆算」形式の3種類があります。
最近は問題形式で図表の読み取りか空欄補充かを判断することが難しくなってきています。
難易度は、空欄補充>図表の読み取り>四則演算です。どの試験でも問題を速く正確に解くことが要求されます。
図表の読み取り
もっとも出題されることが多いです。
画面にグラフや表が一つ提示され、それに関する問題が表示されます。難易度は高くありませんが、グラフや表を読み取ることに慣れていないと問題が指示する値を探すのに時間がかかってしまいます。
29問15分・40問35分のどちらかで、開始までどちらかを判断することはできません。
四則演算
虫食いになっている式をひたすら解いていきます。50問9分
空欄補充
表の数値から空欄を推測する検査です。判断力、推論力を問われる検査で、コンサルティング業界などでよく出題されます。難度が高く、数字の観察力が必要です。20問20分または35問35分。
対策の基本
計算力を鍛える
SHL社の検査は一にも二にも計算力です。計算力をつけることで数字に対する感覚を養うことも重要です。基本ができていないと概算もできません。とにかく計算力をあげてください。
精神力を鍛える
対策をしていても、正直、実力がぐんぐん伸びている!感の薄いテストです。
設問の内容が特殊なため、問題文に慣れる必要があります
図表の読み取りでは単位をしっかり見る
図表の読み取りは決して難しい問題ではありませんが、単位をひねった問題(問題上は単位が万tだが、解答では千tになっているなど)が出題されます。単位をしっかり見る癖をつけないと、できたと思った問題をすべてとり逃しかねません。
「図表の読み取り」対策の王道
とにかく問題量をこなしましょう。そして、画面で問題を追う癖をつけましょう。
玉手箱は、問題自体はあまり難しくありませんが、何と何を指しているのかを瞬時に判断する必要があります。対策さえきちんとしていれば、していない人に比べたらはるかに解けています。まずは時間をかけても表・グラフをきちんと読めるようにし、その後時間を意識しながら解くようにしましょう。
スピードは意識しながら、焦らず解いていきましょう。
焦りが最大の敵ですよ!
現時点で、どのくらいのスピードで解けるのかを知りたいのです
下のボタンから模擬試験(練習問題)に挑戦しましょう
どんな参考書がオススメ?
市販の本ではこちらが良いでしょう。言語の対策も掲載されています。
問題数が足りない場合や、模試にもっと挑戦したい場合は、大人塾のC-GAB、玉手箱対策講座がおススメです。
eラーニングもあります。ただし、計数(数学)のみです。年間500人以上が利用する講座です。