- 1. SPI3テストセンターとは
- 1.1. どのような人が受けるテスト?
- 2. テストセンターリアル会場受験の流れを動画で解説
- 2.1. SPI3テストセンターの問題数・時間は?
- 3. SPI3テストセンターの対策方法
- 3.1. SPI3テストセンターの出題範囲
- 3.2. テストセンター非言語問題対策の基本
- 3.2.1. 書き出す力を鍛える
- 3.2.2. 問題を読む力を鍛える
- 3.2.3. 計算力を鍛える
- 3.3. 数学が苦手な方の3つ「やってはいけない」勉強方法
- 3.3.1. ご自分のレベルを超えた難しい問題から解こうとする
- 3.3.2. 基礎を疎かにする
- 3.3.3. 解説を見て分かったつもりになる
- 4. よくある質問
- 5. お薦めの参考書
SPI3テストセンターとは
テストセンターはリクルート社が提供する会場に行って試験を受けるタイプの適性検査です。2022年より、自宅や会社でもウェブカメラを用意すれば受験できるようになりました。出題範囲はテストセンターと同じです。
SPI3-U テストセンターと呼ばれることもあるため、SPI3-Uペーパーテストの対策をしてしまう人がいます。出題範囲が異なりますので気をつけましょう。
自宅や会社での受験の場合も電卓は利用できません。ウェブカメラで試験を解いている姿を映すことで不正対策としています。
どのような人が受けるテスト?
就職活動だけではなく、最近では転職時に受ける企業もあります。
テストセンターリアル会場受験の流れを動画で解説
SPI3テストセンターの問題数・時間は?
言語と非言語合わせて35分です。問題を把握するスピード、解くスピードどちらも要求されるテストです。
基本は選択問題です。筆記用具、メモ用紙は用意されています。(持込みはできません)
テストの点数は使いまわすことができます。
問題数は解答スピードによりますが、13~20問くらいが出題されます。
SPI3 テストセンター受験上の注意
試験では1問に対する制限時間があります。
本番では、画面の下の方に バーが出ており、制限時間が分かるようになっています。
制限時間が過ぎると次の問題に強制的に移動されます。
この問題は歯が立たない、と思ったら緑のバーの間に次の問題に進むと良いでしょう。
また、前の問題には戻れませんのでご注意ください。
SPI3テストセンターの対策方法
出題内容は受験者によって変わります。
また、回答に応じて問題の難易度が変化します。
時間が来ると問題が次に変わってしまうため、とにかく早く解くことが重要です。
SPI3テストセンターの出題範囲
点数が低い場合★文章題の解き方、集合基礎、確率、推論(順位・位置)、割合、分割、図表の読み方基礎、推論(内訳、正誤、複数の位置)、損益(基本)、料金計算、速度基本、集合(割合・文字でおく)
点数が高い場合★集合(または・かつ、3軸)、平均、精算、順列・組合せ、推論(整数)、割合応用、損益応用、仕事算、円卓、確率応用、推論(平均)、比、2段階の割合、速度(応用)、通過算、複雑な損益、複雑な割合の文章題
できる方は、全部に対応できるようにしていた方がよいでしょう。苦手意識の強い方は、点数が低い場合の範囲をしっかり解けるようにしておきましょう。
言語の点数が高いと推論の問題が中心になるようです。普通程度だと図表とやさしめの推論の出題が中心になるようです。
テストセンター非言語問題対策の基本
書き出す力を鍛える
テストセンターは、単純な公式で解けるものは少なく、ひねった問題が多いのが特徴です。数学が苦手な方は公式を覚えて解く傾向がありますが、時間内に解答するためには公式よりも書き出しの方が有効です。
問題を読む力を鍛える
テストセンターは1問ごとの制限時間があるため、焦って問題を読み間違えた、ということが多くあります。また、パソコン画面表示のため、問題を読み落としやすくなりがちです。そのため、出題形式に慣れ、表示された瞬間に解き方を思い出しつつ、きちんと問題を読んで「何を求められているのか」を把握することが重要です。
計算力を鍛える
テストセンターの会場では電卓を使えません。そのため、とにかく計算力を鍛える必要があります。
分数・小数の計算ってどうやるんだっけ・・・という方は、大人塾で用意している「基礎計算コース(無料)」(別ウィンドウが開きます)をご利用ください。
数学が苦手な方の3つ「やってはいけない」勉強方法
時間内に解き、なるべく高得点に結びつけるためにやってはいけない3つの勉強方法です。
ご自分のレベルを超えた難しい問題から解こうとする
「難しい問題を解ければ簡単な問題を解けるようになる!」とばかりに、最初から難しい問題を解こうとするのは、時間の無駄です。まずは基本的な問題から抑えていくことが重要です。基本がきちんと分かっていれば、応用が利くようになります。難しい問題にこだわらないで、できる範囲を少しずつ優しいところから増やしていきましょう。
基礎を疎かにする
ここでいう基礎は・一元一次方程式・簡単な立式(鶴亀算など)・割合を指します。
この3つが出来ていないと、分割や損益算で前に進まなくなってしまいます。
解説を見て分かったつもりになる
分からない問題があった時、解説を読んで分かったつもりになってしまっていませんか?
解説を読んだ後、自力で解けるようになるまで反復練習をしなければ、時間経過とともに問題の解き方を忘れてしまいます。
また、少しひねりが加わった問題に対応することができなくなります。
数学に対して苦手意識を感じている多くの方は、1問解説を読んで「解けたから」ともう一度解き直しをしなかったり、早く解く意識をしなかったりします。それでは高得点をねらえません。
よくある質問
テストセンターは結果を使いまわしできますか
はい、その通りです。結果に自信がある場合は使いまわすことができます。
転職中です。予約が取りにくい時期などありますか
就活時など混雑が予想されるときは臨時の会場ができます。しかし、予約が取りにくいこともあるようなので、余裕をもって予約することをお薦めします。
※2022年10月よりオンライン会場が新設されました
数学が超苦手です…。どうやって勉強すればよいですか?
テストセンターは、数学が苦手な人には優しい問題が出題されます(点数の配分も低いと思われます。)
まずは、自分の実力を客観的に知りましょう。下のボタンから練習問題・模擬試験を受験することをお薦めします。